外構工事の補助金とローン
札幌・仙台・名古屋・福岡

2026年9月28日 確認そとどこ編集部

外構工事には、生垣や庭の緑化、雨水タンク・雨水浸透ます、危険なブロック塀の撤去などに市の補助があります。どれも工事や購入の前の申請が条件です。ローンは、新築なら住宅ローンに外構の費用を入れる方法と、リフォームローンや外構会社の提携ローンを使う方法があります。

外構に使える補助金(生垣・雨水タンクの助成など)

4つの市で、2026年9月28日に公式の案内を確かめられた制度です。危険なブロック塀の撤去の補助は4市ともにあり、ブロック塀の撤去の補助金で比べています。

市制度対象補助額申請の時期出典
札幌市緑化ツタ苗補助(札幌市公園緑化協会)市内の家庭や事業所の壁面緑化植える予定の本数の半数(最大15本)のツタ苗を現物で補助。残り半数は同時に購入春と秋の年2回。2026年秋は9月10日〜9月24日(受付終了)札幌市公園緑化協会
仙台市生垣づくり助成市街化区域で、道路に面した場所に生け垣を新しく作る場合(延長5m以上、樹高0.6m以上など)見積額の1/2と、本数×2,500円の少ない方。上限15万円。生け垣のために撤去するブロック塀は1㎡あたり4,000円まで(上限15万円)毎年度2月末まで。着手予定日の3週間前までに申請仙台市
仙台市雨水流出抑制施設の補助仙台港周辺の一部を除く市街化区域の建物(建築予定を含む)タンクのみ:材料費の1/2、上限1万円。タンクと浸透ますのセット:タンクは上限2万円、浸透ますは既存の建物か新築かで額が変わる2026年度は5月11日から受付。購入・設置の前に申請仙台市
名古屋市みどりの補助金(民有地緑化助成)生垣・駐車場・空地などの緑化。生垣は延長15m以上、接道緑化率60%以上など工事費の1/2以内。生垣は1mあたり5,000円以内。助成額は3万〜500万円(生垣のみの場合)2026年度は12月28日締切(事前相談は11月30日まで)。交付決定の後に着工し、2月末までに完了名古屋市
名古屋市雨水流出抑制施設設置補助金市内(一部を除く)に土地や建物を持つ人。浸透ますは1筆4基、タンクは1棟1基(80L以上)まで設置費の2/3相当。浸透ますは1基2万5,000円、タンクは1基3万円まで2026年度の完了報告は2027年3月10日まで。交付決定の後に購入名古屋市上下水道局
福岡市緑化助成事業(福岡市緑のまちづくり協会)市内の戸建住宅で、幅4m以上の道路から見える緑化(生垣・単木・地被・駐車場緑化など)の合計5㎡以上施工費の1/2、上限20万円。1㎡あたりの限度額あり(芝生1,000円、その他の緑化1万円など)4月1日〜2月15日。着工前に申請し、年度内(3月23日まで)に完了福岡市緑のまちづくり協会
福岡市雨水流出抑制施設助成制度タンクは市内全域、浸透ます・浸透管は市街化区域(一部を除く)タンク:購入代金の1/2、上限1万5,000円(500L未満)・3万円(500L以上)。浸透ます:既存の建物は1基2万円、新築・増築は1万円毎年度4月1日〜12月15日(先着順)。購入・設置の前に申請福岡市

雨水浸透ますは、屋根に降った雨を地面にしみ込ませる設備です。雨水タンクは、雨をためて庭の水まきなどに使います。どちらも、大雨のときの浸水の被害を減らすために補助されています。

出典は表の右の列です(いずれも2026年9月28日確認)。仙台市の生垣づくり助成と福岡市の雨水流出抑制施設助成は、ページの更新日が2025年ですが、毎年度の受付として案内されています。金額や期間は年度で変わるため、申請の前に窓口で確かめてください。

手すり・スロープは介護保険の住宅改修

家族に要介護・要支援の認定を受けた人がいる場合は、介護保険の住宅改修費を使える場合があります。玄関から道路までの通路も対象に含まれます。

  • 対象の工事:手すりの取付け、段差の解消(スロープなど)、滑りにくい床や通路面への変更など。手すりと段差の解消は、玄関から道路までの通路も対象です。
  • 支給の上限:支給限度基準額は20万円で、要介護度にかかわらず同じ額です。
  • 自己負担:費用の原則9割が支給されます。一定以上の所得がある人は8割か7割のため、自己負担は1〜3割です。
  • 申請:工事の前に市区町村へ申請し、改修の内容を確かめてもらいます。

出典:厚生労働省「福祉用具・住宅改修の概要」、厚生労働省「告示に関する解釈通知」、北九州市「介護保険住宅改修費の支給」(いずれも2026年9月28日確認)。

外構を住宅ローンに組み込むには

フラット35では、外構工事の費用は借入の対象になる諸費用に入っています。家を建てる場合も買う場合も同じです。ただし、請負契約書・売買契約書・注文書と注文請書などで、外構工事の費用を確かめられることが条件です。

新築と同時に外構を頼むなら、住宅ローンを申し込む前に外構の見積もりと契約をまとめておくと、借入に含めやすくなります。住宅会社とは別の外構会社に頼む場合も、その契約書が使えるかを金融機関に確かめます。

2026年9月のフラット35(新機構団信付き、借入期間21〜35年、融資率9割以下)の金利は、年3.460%〜年5.690%でした。最も多い金利は年3.460%です。金利は金融機関と申し込む月で変わります。

出典:フラット35「借入対象となる諸費用とはどのようなものですか?」、同「対象となる住宅の建設費・購入価額とはどのようなものですか?」、住宅金融支援機構「【フラット35】借入金利」(いずれも2026年9月28日確認)。

外構のローン:外構会社が案内しているローン

住宅ローンに入れない工事や、住み始めてからの工事は、リフォームローンや外構会社が提携しているローンで払う方法があります。そとどこの掲載会社のうち、ローンを公式サイトで案内している会社です。

会社公式サイトでの案内
パートナーホーム(名古屋市)イオンプロダクトファイナンス、オリコ、ジャックス、SMBCファイナンスサービス、名古屋銀行、百五銀行のリフォームローンを案内。予約審査の承認の有効期間は3か月
グリーンケア(仙台市)オリコのローン。金利は実質年率2.7%〜、最大180回(15年)の分割、保証人不要(条件あり)
エクステリア激安館(札幌市)提携の銀行・信販会社のローンがあり、比べて選べると案内
森造園(札幌市)ローンやカードの利用は相談に応じ、紹介もできると案内
ニュートラル(名古屋市)エクステリア専用ローンを扱う。支払いは着工時50%・完成時50%(500万円を超える工事は30%・40%・30%)
ガーデン福岡(福岡市)支払いは銀行振込で、提携ローンもあると案内

金利や回数は、審査の結果や借りる額で変わります。工事の総額は外構工事の費用の目安で確かめてから、月々の返済額を見積もってもらうと比べやすくなります。

出典:パートナーホーム「リフォームローン」、グリーンケア「料金」、エクステリア激安館「よくある質問」、森造園「よくある質問」、ニュートラル「Q&A」、ガーデン福岡「よくある質問」(いずれも2026年9月28日確認)。

補助金を申請するときの注意

  1. 工事や購入の前に申請する:表の制度はどれも、着工や購入の前の申請が条件です。交付の決定を待たずに始めると、補助を受けられない制度があります。
  2. 見積書と図面を用意する:仙台市の生垣づくり助成では、見積書、計画図、位置図、着手前の写真が要ります。福岡市の緑化助成も、緑化計画図と見積書が要ります。
  3. 予算がなくなると早く終わる:締切の前でも、予算に達すると受付が終わる制度が多くあります。福岡市の2つの制度は先着順です。
  4. ほかの助成と重ねられない場合がある:仙台市の生垣づくり助成と福岡市の緑化助成は、同じ工事でほかの助成を受けると対象外です。
  5. 見積もりを分けてもらう:補助の対象は工事の一部だけです。生垣の植栽とフェンスなど、対象とそれ以外を分けた見積もりにすると申請しやすくなります。